≪以下の写真はネットの画像から借りました≫
アメリカのトランプ次期大統領の記者会見での態度には唖然としました。
挑発的で傲慢でその受け答えは聞くに堪えないものでした。確たる信念も協調性もなく理性や知性のかけらも感じられず、人は人の対してここまでも不遜な態度がとれるものかと驚きました。
それは記者会見場での支持者たちの拍手にも同じ思い感じました。
「アメリカファースト」と自国を会社に準えて儲かる企業に育てることに躍起です。
果たしてこれがアメリカにとって最良の道かどうかは国民がこれから実体験をしていくことでしょう。
彼が世界をリードするに相応しい人物かどうかは選んだ国民が判断することですが…、
もし感情的で冷静な判断力の出来ない人だった場合はその付けは米国民のみならず全世界が受けることになります。
このまま8年の任期を全うしたとしたら彼は78歳の高齢になります。
その頃の世界がどうなっているかは心配ですが私には確かめようもありません。
≪以下の写真もネットの画像から借りました≫
核のボタンを押す権限を持つ大統領が感情的になって…、と思うと恐ろしい思いがします。
彼が冷静な判断力に出来る人物としての行動をとることを期待するしかありません。
前日に「オバマ大統領の最後の演説」がありました。
彼の演説には理念も信念もそして哲学もあって聞いていた人の胸を打ちました。
51分間の演説の中の言葉から深い重みが感じ取れます。その心根に感銘を受けました。
彼とは人間性において格段の違いを感じます。
オバマ氏は2009年4月5日にチェコのプラハで「核兵器の廃絶」に向けた演説をして人々の心に春の予感を感じさせました。
核兵器の廃絶を訴え、人間愛を訴え、人権を訴え、人間の平等性を説いて世界の平和に努力をした彼を8年間何もしなかったというのは間違っています。
「ヒロシマ」で老いた被爆者の背中に優しく手を添えた彼に平和に対する思いを感じたのは私だけだったでしょうか。
人はもっと優しくなれる筈です。人は人を愛することができる筈です。私はそれを信じています。