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出会い・友美ちゃん

出会い・友美ちゃん_c0192051_1072695.jpg≪美味しそうな淡い色の花見団子です。さっぱりとした甘味でした≫
このブログを訪れて下さった方が34、000名を超えました。
いつまで続くか分かりませんが元気なうちは書いていこうと思っています。

今この地に住んでいることの不思議さを感じています。

出会い・友美ちゃん_c0192051_10362297.jpg≪食べないで植えておいた「ユリ根」のもう一つの芽が育ってきました≫
娘に誘われてこの祭りに来たのはもう随分前のことになります。
そして今は人との出会いの縁を嬉しく受け止めて毎日を過ごしています。
此処に移り住んで初めての年の「覚王山春祭」でウェディングパレードを見ました。

出会い・友美ちゃん_c0192051_10431145.jpg晴れやかな笑顔を振り撒く二人に参道の人たちは祝福の拍手を送りました。私たちも若いカップルに手を振って心から祝福をしました。それが「友美ちゃん」でした。
あれからもう5年が経ちましたが彼女の明るい笑顔は今も変わりません。

出会い・友美ちゃん_c0192051_1049425.jpg覚王山アパートの2階で硝子工房「branco」の店のオーナーとして活躍してきましたが先月末で店を閉めました。
今はスポーツ関係の仕事に転身したそうです。
アパートに寄る度に恒さんの店で一緒にお茶をしてきましたがこれからはいつも会えません。

出会い・友美ちゃん_c0192051_10543176.jpg私たちが帰る時には必ず外まで出て見送ってくれた優しい娘さんです。
彼女の店で硝子細工を習った妻の机の上にはバーナーやガラス棒やアクセサリーの作品が今も置いてあります。
以前からの友達のように違和感なく包んでくれて私たちを親のように優しく扱ってくれた彼女には感謝の気持がいっぱいです。

出会い・友美ちゃん_c0192051_1105456.jpgこれからの私たちは寂しくなります。「友美さん、身体に気をつけて新しい仕事でまた活躍して下さい」。
そんな彼女と「春祭」の雑踏の中でばったりと会いましたが素敵な着物姿でした。三人でお茶をしましたが少しも変わらない明るい笑顔にまた癒されました。

「私たちも貴女と楽しい時間を共有できて幸せでした。その明るい笑顔でみんなに幸せを与えてあげて下さい」出会いは楽しいけど別れは寂しいものです。
by mori-toru | 2017-04-11 11:12
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