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格差社会・人生

格差社会・人生_c0192051_9245659.jpg≪ゆうじくん、もう少し借りますよ≫
いつの世でも「格差社会」はあります。それが「教育の不均衡」や「人生の序列」にまで繋がっていくとしたらこんな不条理はありません。
親の富で「高学歴」を手に出来て、世に出れば「親の七光り」で社会の序列でも指定席が用意されているとしたらこんな不公平はありません。
格差が益々拡がっているのを肌で感じます。

格差社会・人生_c0192051_930191.jpg今の世は「お金があれば」何でも手に入ります。皆が「金さえあれば…」と考えるとしたら恐ろしいことです。それが手段を選ばない「金銭欲」と「物欲」を生んで軽率に犯罪に走ります。
犯罪者は自分だけでなく親や兄弟親族に至るまでの不幸を呼ぶことを押して知るべきです。
学費が払えなくて進学を断念する若者もいます。「奨学金制度」を利用して学校を卒業しても社会に出てからその返済に苦労する若者が多いと聞きます。

格差社会・人生_c0192051_9384414.jpg限りない勉学欲と向上心を持つ若者がこの仕組みで疲弊してしまっては社会の損失です。
子供は国の宝です。少子化の中で若者の減少が現実視される今、社会全体で子供を育てる「互助の構造」を考えてこの問題を解決していく必要がありそうです。
返済不要の奨学金が考えられていると聞きますが若者の向上心を削がないいい形を作って欲しいものです。

格差社会・人生_c0192051_9502057.jpg「一流大学を出て省庁に入る」ことが最良の生き方と信じて疑わない人たちがいます。これが多様性の無い偏った考えの「官僚」を生んでいきます。

格差社会・人生_c0192051_951308.jpg「学閥」というひと塊の集団が国を形成することで地方の大学出の有望な人材の芽を摘んでいるとしたら大きな問題です。「国のことは俺たちに任せておけばいいんだ」と固執した考えで国を形成することで方向を見誤ることがあってはなりません。色んな人材があってこそ柔軟な考え方が生まれるのです。

自分の人生までも「親任せ」で育った子供たちは実に不幸です。彼らは「人間には無限の可能性がある」ことも知りません。

格差社会・人生_c0192051_1002672.jpg「人の生き方に関心を持ち人に感化される」ことも自分を大きく育てる要素であることも知って欲しい。
個性を発揮することが難しい今の社会では如何に「余裕を持てる生き方」が出来るかが「人生の極致」に至る最良の道かも知れません。

老いぼれ爺さんはこれからも「キザ爺さん」で生きたいと思っています。
by mori-toru | 2017-09-16 10:04
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